Interior Brand |
Identity & Brand Story Design
30年前、海外の輸入雑貨の卸売をしていた、とある家具ブランドは、
無理なく自然にかわいいと思えるものに価値を感じ、
トレンドの一歩先を行くインテリアや雑貨を提供することで、規模を拡大してきました。
今は、SNSなどを通して、様々な情報に浸りやすくなっている時代。様々な生き方やライフスタイルが、見えすぎるほどに見えやすくなり、競合するブランドは増え、みんなが良いもの、同じものを作っているように見える、
「らしさ」がないまま、流行りのスタイルを取り入れるだけでは、すぐに真似されてしまう、そんな時代を迎えています。
社員数も増え、たしかにそこにあるはずなのに、
見えにくくなっている「らしさ」を見つめ直し、これからの時代を歩んでいきたい。
そんな想いから、このプロジェクトはスタートしました。プロジェクトでは、ブランドをある「人物像」に例えて、写真を活用しながら、理想のブランド像を可視化・言語化しました。
Stance: このブランドは何を心地良いと思うのか?どんな暮らしを提供したいのか?
Spec: その実現を支えるブランドの特徴は何か?(機能的価値/情緒的価値)
Style: どんなパーソナリティ・キャラクターで、外の世界に接していくのか?
Status: 背景にある社会背景や創業背景は何か?
最終的には、仕事の拠り所となるような「ブランドストーリーブック」を制作することで、本部・店舗メンバーが自分の言葉で「らしさ」を社内外で語り、自律的に仕事を進めていくだけではなく、継続的に社員間で浸透・会話ができるような仕組みや場の検討も想定しました。
Client
大手家具ブランド
Role
Project Lead
Workshop Facilitation
Design Research
Brand Story Design
※BIOTOPE業務委託メンバーとして参画






